私たちのこだわり

作る側だからこそ、見えた現実があります。

農業では、「人体に無害」「基準値内だから安全」とされてきた農薬や化学肥料が数多く使われています。
しかし、その“安全”は、誰にとって、どのくらいの期間、安全なのか、十分に検証されているか疑問を感じました。
実際には、日本では使用が認められている成分の中に、海外ではすでに禁止・規制されているものも存在します。
特に私たちが懸念しているのは、成長過程にある小さな子どもたちへの影響です。
体が未発達な乳幼児は、大人と同じ「基準値」で本当に守られているのでしょうか。。
そんな疑問を抱くようになっていました。

「安全で安心できる米づくり」への徹底

除草も防虫も、すべて人の手と工夫で。
田植えから収穫まで一貫して自分たちの目で管理し、残留農薬ゼロ・化学肥料ゼロを貫いています。
小さなお子様からご年配の方まで、誰もが安心して食べられるお米を目指しています。

「おいしさ」を生む丁寧な手仕事

無農薬だからこそ、日々の観察と細やかな手入れが欠かせません。
稲の声を聞き、天候や水の状態に合わせて最適な管理を行うことで、 甘み・香り・粘りのバランスがとれた自然な味わいのお米が実ります。

無農薬栽培にこだわる理由

かつて、私たちの田んぼも一般的な農法で稲を育てていました。
除草剤をまき、化学肥料を使えば、手間もかからず収量も安定する——
そう信じて疑わなかったのです。

しかし、ある年「田んぼの水に魚がいなくなった」と気づきました。
田んぼの生き物がいないということは、土も、水も、命の循環が途切れているということ。
「このままでは、本当にいいお米は作れない」と感じました。

それから試行錯誤の日々。
雑草に追われ、害虫に泣かされ、収穫量も減る。
それでも、土が変わり、田んぼにトンボやカエルが戻ってきたとき、
「これが本来の田んぼの姿だ」と確信しました。

時間はかかりましたが、いまでは自然の力で支えられた健康な稲が育ち、
噛むほどに甘みが広がる“本当のおいしさ”を届けられるようになりました。
人にも自然にもやさしい米づくり——
それが、私たちが無農薬栽培にこだわる理由です。

ラインナップ

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